映画っていいねえ。本っていいねえ。

映画や本の感想など。ネタバレ全開なので、ご注意ください。

『ドラゴンクエスト11S』ヘタレプレイヤーだけど、真の裏ボスを50手以内で倒せたよという話

※当ブログは広告を掲載しています。

※注意!『ドラゴンクエスト11S』のネタバレがあります。

 

 

タイトルにある通り、『ドラゴンクエスト11S』の真の裏ボスを31手で倒すことに成功した。

今回の記事は完全に自己満足のために書いているため、ドラクエ11Sをプレイしていない方には本当に何が何だかさっぱりな話となっている。あらかじめお詫びしておきたい。

今後、また新しい冒険の書を作っては真の裏ボスに挑むこともあると思うので、そのときのための備忘録を残しておきたいというのが今回の記事の目的だ。つまり、未来の私自身に向けての記事である。

 

 

先日、真の裏ボスを倒した時に書いたのが以下の記事だ。このときにかかった手数は123手。相当ギリギリの状態での勝利だった記憶がある。

nhhntrdr.hatenablog.com

あの時は「50手以内なんて無理」と思っていたのだが、このときの戦闘で全くカミュを使用していなかったのが心残りでもあった。カミュと言えば超弩級の高火力アタッカー。彼を使えば、ヘタレの私でも50手以内にクリアできるのではないかと思ったのだ。

 

 

 

 

下準備編

種集めのための更なる下準備(アイテムドロップ率アップ装備集め)

今回は新たに冒険の書を作り、また一から始めてみた。結局、前回と同じくパーティ全員をレベル99まで育て、さらに一部のキャラを種でステータスを上げるといった手法を取った。

使ったキャラはグレイグ、シルビア、カミュ、セーニャのみだったので、種あつめ、装備集めはこの4人が使う分だけを考えれば大丈夫だと思う。

あと、レベル上げについて。ドラクエ11は非常にレベル上げが簡単なので、種を乱獲するなら特にメタルモンスターを狙う必要はなかった。種集めのためにモンスターと戦っているうちに自然とレベルが上がっていた。

 

集めた種はちからのたね、まもりのたね、命のきのみ。収集に当たって、アイテムドロップ率を上げる装備も揃えておいた(伝説のメダ女の制服、うさぎのしっぽ、海賊王の首飾り、ラッキーベスト)。色んなサイトで書かれている通り、ベロニカ、セーニャ、マルティナに伝説のメダ女の制服とうさぎのしっぽを二つ、カミュにラッキーベスト、海賊王の首飾り、うさぎのしっぽを装備させる。

 

今回も前回の冒険の書も、ラッキーベストを取得するためのクエスト「成金ベシムの挑戦状」には苦労させられた。グロッタのカジノのルーレットでジャックポットを取れというもの。完全に運で左右されるクエストだ。

一応、ジャックポットタワーのそばにいるバニーガールに話しかけると、ジャックポットの確率が高まっているかどうかを確認することはできる。「ジャックポット当選者が出そう」というメッセージが出るまで、宿屋に泊まっては彼女に話しかけるを繰り返すわけだが、いざ件のメッセージが出ても、なかなかジャックポットは来ない。前回は別のバニーガールに運気が上がるぱふぱふをしてもらった直後にジャックポットが出たのだが、今回はそれでもダメ。結局何時間もルーレットに費やし、ジャックポットが出る前に気力が尽きてしまった。

 

仕方がないのでラッキーベストを欠いた状態で種集めを敢行。それなりに集めることはできた。ただ、日にちを空けてルーレットに挑戦したところ、運良くジャックポットを出すことができ、ラッキーベストを手に入れた。やはりこれを装備した方が種を集めやすくなったように思う(あくまでも体感的なものだが)。

となると、やはりラッキーベストは手に入れておきたいのだが、冒険の書を新しくするたびにジャックポットを出すのは骨が折れるなという気持ち。個人的には真の裏ボスの強さ以上に「成金ベシムの挑戦状」の方が手強く感じる。

 

※追記

バニーガールが「ジャックポット当選者が出そう」と言った場合でも、出ないときは出ない。ただ、長時間出ないときはゲーム内で日付をまたいでいる可能性もあるようだ。過去に当該セリフが出たときにルーレットに長時間張りついた後、バニーガールに再度話しかけたら、当該セリフがなくなっていたことがあった。どうやらルーレットに張りついている間にゲーム内の日付が変わり、ジャックポット確率も変わってしまっていたようだ。今後のプレイ時に沼ってしまったときは、こまめにバニーガールのセリフも気にする必要がありそうな気がする。

 

 

種集め

で、肝心の種集めについて。基本的には攻略サイトやブログに書かれている場所で集めた。

  • ちからのたね:白の入江から南下した場所にある島にいるブラウニーのレアドロップ
  • まもりのたね:始祖の森のふもとにいるフォレストマスターのレアドロップ
  • 命のきのみ:メダチャット地方の北のキャンプ地の近くにいるリビングデッド(夜のみ出現)のレアドロップ

 

ちからのたねでカミュのちからを999まで上げる。他のメンバーにも使ったりしたが、結果的にはカミュのちからさえカンストしていれば大丈夫だったように思う。

 

まもりのたね集めは正直面倒くさい。フォレストマスターがあまり落としてくれない上、こちらの姿を認識するとすぐ逃げてしまう。なので、まもりのたね集めは他の種集めのついでに行うというスタイルにした。

種集めをしていると、カミュやマルティナがゾーンに入ることがある。そのときはすかさず控えに回してゾーン状態を保持させる。カミュとマルティナ両人がゾーン状態になったら、勇者を「ゾーン必中」でゾーン状態にする。その状態でフォレストマスターの元へ直行し、三人のれんけい技「スーパールーレット」を発動させ、確定でレアドロップ品が出るようにする。

あくまでもフォレストマスターが二体出現した状態で技を使う。近くにグリーンモッキーがうろちょろしており、下手をすると彼らまで出現してしまう。フォレストマスターとグリーンモッキーが混合で出現した場合、体感的にではあるが、グリーンモッキーのドロップ品ばかりが落ちるようになる。これはよろしくない。なので、なるべくフォレストマスターがぼっちでうろついているところを狙う。この手法で、まもりのたねを2つ確実に集める。

まもりのたねはグレイグに。防具も合わせて守備力999になるところまでみのまもりを上げれば大丈夫だと思う。残りはセーニャ、カミュ、シルビアに。

 

命のきのみもグレイグに。彼のHPは999にしておいた。残りは同じくセーニャ、カミュ、シルビアに。3人ともHP750前後まで上げたが、それでも敵の開幕直後の攻撃で、この三人のうちの誰かが死ぬことがままあった。もっとHPを上げておいた方がヒヤヒヤせずに済んだなと後になって思う。次に挑戦するときはHP800台にしておきたい。

 

※追記

セーニャたち3人のHPを840に上げてみたところ、かなり安定度が上がった。開幕直後の攻撃さえ耐え抜いたら、あとはグレイグが守ってくれるので良し。

 

 

本番編

戦闘メンバーの装備

本番の装備は以下の通り。

  • グレイグ:英雄王の剣+3、英雄王の盾、メタルキングヘルム+3、メタルキングよろい+3、スーパーリング+3(2つ)
  • シルビア:トリックスター+3、、メビウスの盾+3、エトワールクラウン+3、そうてんのトーガ+3、スーパーリング+3(2つ)
  • カミュ:ダークスター+3(2つ)、トリリオンダガー+3、クロノスエッジ+3、天命のつるぎ(2つ)、メタルキングヘルム+3、そうてんのトーガ+3、スーパーリング+3(2つ)
  • セーニャ:精霊王のタクト+3、ラクリマタクト+3、聖賢のサークレット+3、そうてんのトーガ+3、スーパーリング+3、エルフのおまもり+3

英雄王の盾を+3にし忘れているとか、シルビアにはもっと良い盾があったのにとか、結構ツッコミどころのある装備になってしまった。

 

アクセサリーを「スーパーリング+3を2個づけ」または「スーパーリング+3とエルフのおまもり+3」にすることで、眠り等の状態異常が効かなくなる。行動が封じられないというメリット以外に、敵の「甘い息」が無駄行動になってくれるという特典もある。

 

戦闘突入前のひと準備

ステータスを上げ、装備を調えたら真の裏ボス「失われし時の災厄と失われし時の怨念」へ戦いを挑むことになる。

その前にもうひと準備。シルビアをあらかじめゾーン状態にしておくこと。カミュは最初、ダークスター+3を装備させておく。これは開戦時10%の確率でバイキルトの効果が発動する。あと、カミュに「星のオーラ」を持たせておいたほうが良かったなと後悔していたりもする。

 

なお、開幕直前の下準備~カミュとシルビアの一手目の動きに関しては、こちらのサイト(

https://rayeddr.livedoor.blog/archives/52000226.html

)を参考にさせていただいた。わずか8手でクリアという、計算され尽くされた動きには脱帽である。ただただ尊敬。

 

戦闘中の動き方

さて、準備も終われば突撃である。敵は「失われし時の災厄」「失われし時の怨念」の二体だが、最初は一体ずつ出てくる。災厄→怨念→二体同時と3段階に別れている。災厄も怨念も単体で出現しているときは8,000程度ダメージを与えると次のモードに移るとのこと。*1

 

対「失われし時の災厄」

まず、カミュに開幕時のバイキルトが付くかどうかを確認し、付いていなければ「中断→オートセーブからやり直し」を繰り返す。災厄の「れんごく火炎」によってカミュの攻撃力が下げられる場合もあるので、その場合もやり直し。*2

きちんとカミュにバイキルトの効果が付けば、戦いを開始する。カミュは「ぶんしん」。シルビアはグレイグとのれんけい技「ひゃくれつキッス」で災厄を猛毒状態にしておく。

セーニャはベホマズン(恐らく彼女のターンが来るまでに災厄の一手目で壊滅寸前になっているので)かグレイグに「女神の祝福」付与。

グレイグは「におうだち」。残りHPが余りにも危ない状態なら「大ぼうぎょ」でも良いかも。

 

2ターン目。カミュの装備を短剣二刀流に変更し、「タナトスハント」を放つ。これで12,000のダメージが出た。非常に気持ちいい。アドレナリンが止まらない。

ダメージが8,000を超えたので、災厄が「いてつくはどう」を打ち、怨念と交替する。

 

対「失われし時の怨念」

怨念との1ターン目。ここで私の場合、カミュが手持ち無沙汰になった。上述の通り「星のオーラ」でも持たせておけば良かった。カミュはバイキルト等のお膳立てが必要なため、それが揃うまではどう行動させるべきか未だに良くわからない。

シルビアは「ヴァイパーファング」で怨念を猛毒状態にしておく。猛毒状態にできるまで、何度も挑戦する。グレイグは相変わらずにおうだち。セーニャはグレイグの回復か彼に「女神の祝福」を付与。

怨念が猛毒になった次のターンでシルビアはカミュにバイキルトをかける。このターンでカミュもぶんしんを使っておく。次のターンでカミュにタナトスハントを発動させる。怨念も同じく一撃で8,000ダメージ超えできるはず。

ちなみに怨念は「魔界の瘴気」という特技を放ってくる。これは呪文や特技を使用する際のMP消費が二倍になるという厄介なもの。ただ、カミュが一撃で怨念を沈めてくれるため、倒すまでにそこまで時間はかからない。なので、気にせずMPを使っても構わないと思う。

災厄と同じく怨念も「いてつくはどう」を放ち、次のモードに移る。今度は災厄と怨念が同時に出てくる。

 

 

二体同時に出現後

やることは基本的に同じ。シルビアはカミュにバイキルトをかける。今回はデュアルブレイカーで攻めるので、敵を猛毒にする必要はなし。カミュはぶんしんしておく。グレイグはにおうだち、セーニャはグレイグの回復か女神の祝福。

「ぶんしん+バイキルト」状態になれば、カミュは武器をブーメラン(この際なんでもいい。ちから999なので)に持ち替え、「デュアルブレイカー」を打つ。私の場合、ここで災厄が先に倒れた。

怨念だけが残ったので、カミュの武器を片手剣に変更(同じく何でもいいと思う)。まずはぶんしんしておく。次のターンで「心眼一閃」を打ったところ、怨念も倒れ、戦闘終了。

 

※追記

後で知ったが、心眼一閃とデュアルブレイカーの威力について。心眼一閃は通常攻撃の2.5倍のダメージ、デュアルブレイカーは通常攻撃の1.8倍のダメージ×2で実質3.6倍。*3

ちからがカンストして武器による攻撃力アップが関係ない状態だと、デュアルブレイカーを使った方がダメージが出るということになる。ということで、わざわざ武器を持ち替える必要はなく、とどめを刺すのもデュアルブレイカーで良かったようだ。以後、気をつけることにする。

 

最後に

雑に流れを書いたが、なにしろ敵の攻撃があまりにも強いため、ちょくちょく仲間*4が死んでしまう。そのときは比較的手が空いてそうなメンバーに「せかいじゅのは」を使用させる。「せかいじゅのは」は、ちからのたねとまもりのたねを乱獲している中で嫌というほど手に入るはず。消耗品ぐらいのノリで使って良い。

「せかじゅのしずく」「きせきのしずく」「きせきのきのみ」は結局使用しなかった。もちろん、不測の事態のため持っておいたほうが良いと思うけれど。

 

 

ごちゃごちゃ書いたが、簡単に書くと以下のようになる。

  • カミュを高火力アタッカーにするため、ちからのたねでステータスを上げておく。次いで、HPやみのまもりを上げ、死ににくくする。
  • カミュがダメージを出せるように、シルビアにバイキルトを彼にかけさせたり、敵を猛毒状態にするためヴァイパーファングかひゃくれつキッスをさせておく。カミュのサポートが終われば、後はひたすら「レディファースト」を使用してセーニャに順番を譲る。*5
  • せっかくカミュにかけられたバフ効果が死ぬことでリセットされないよう、グレイグはにおうだちでカミュを守る。
  • グレイグがにおうだちを続けられるよう、セーニャはグレイグに即死防止の「女神の祝福」を付与したり、HPを回復したりする。

とにかく異次元レベルの高火力アタッカー・カミュを活かすことを最優先に考えた。

 

 

とりあえずこんな感じでヘタレプレイヤーの私でも、50手以内クリアでもらえる称号「神速の時の守護者」を獲得することができた。感無量。

死んでもHPとMP全快で甦らせてくれる「妖魔のバニースーツ」が手に入ったので、次はマルティナを活かした形で挑んでみるのも面白そうだなぁと思っている。あと、種集めも続行して、グレイグのちからをカンストさせたい。推しなので。

 

 

※追記

グレイグのちからは無事カンストしました。

 

※追記

攻撃力を999まで上げたマルティナ(装備品:じごくの魔槍+3、妖魔のバニースーツ、神竜のかみどめ+3、スーパーリング+3(×2))一人で挑んでみた。コマンド入力ミスするのが嫌だったので、作戦を「ガンガンいこうぜ」にしてひたすら放置。結果、34手でクリア。こんなに簡単に倒せていいのか!123手で何とか倒したあの日の私が泣いているぞ!

カミュもチートだけど、妖魔のバニースーツ装備のマルティナもチートだった。

 

 

※『ドラクエ』に関する記事まとめ

nhhntrdr.hatenablog.com

 

※この記事は、全文無料公開です。ここから先には文章はありません。「投げ銭をしてもいいよ」という方は、「記事を購入」のボタンから投げ銭お願いします。今後の記事作成の励みになります。

 

*1:出典:

【失われし時の災厄】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*

【失われし時の怨念】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*

*2:ここでリセマラを繰り返すので、敵の開幕一手目の攻撃で誰かが死ぬということは避けたい。せっかくカミュにバイキルトが付いたのに誰かが死んだせいでやり直しになると、泣くに泣けない。先に書いたように、セーニャたちのHPを840に上げると安定した。

*3:出典:

【心眼一閃】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*

【デュアルブレイカー】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*

*4:主ににおうだちしているグレイグ。HP999、守備力999でも、敵の攻撃1ターン分で死んでしまうことは珍しくなかった。

*5:とにかくセーニャはグレイグのサポート、メンバー全員の回復と、やるべき仕事が多い

この続きはcodocで購入