今月中旬からコロナにかかっていました。来月にワクチンを打つ予約を取ったばかりのタイミングで、まったくもって間が悪いというしかありません。トホホ。あと一ヶ月早くワクチン打てたらなぁ…。 今は主な症状も落ち着いてきたものの、喉のイガイガが治まら…
※注意!The Night Of The New Moon『新月の夜』『影の獄にて』『戦場のメリークリスマス』のネタバレがあります。 ※前回の記事はこちら nhhntrdr.hatenablog.com The Night Of The New Moon『新月の夜』感想③ 恐らく主要人物の一人だと思われるNicholsという…
※注意!The Night Of The New Moon『新月の夜』『影の獄にて』『戦場のメリークリスマス』のネタバレがあります。 ※前回の記事はこちら nhhntrdr.hatenablog.com The Night Of The New Moon『新月の夜』感想② 引き続き、捕虜収容所内での様子が続く。前回取…
「クローズアップ現代」9/11放送分「"ジャニーズ性加害"とメディア 被害にどう向き合うのか」を視聴した。 ※NHK+にて、9/18(月)午後7:57まで視聴可。 私はいわゆる「ジャニオタ」の一人だ(これを書いている今もなおジャニオタである)。そのジャニオタ…
※注意!The Night Of The New Moon『新月の夜』『影の獄にて』『戦場のメリークリスマス』『絞死刑』のネタバレがあります。 過去に『戦場のメリークリスマス』や原作『影の獄にて』についての記事を書いてきたのだが、特に最初の記事を書くにあたっては河合…
今月は『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男』(以下『絶対BL』)の単行本4巻とドラマCD4巻の発売が重なり、ファンとしては非常に有り難い月だった。くらげバンチでの連載は最近だと2週間に一度かそれ以上に期間を置いていたりするので、久しぶりの燃…
※注意!『アナウンサーたちの戦争』のネタバレがあります。 8月14日にNHKで放送された『アナウンサーたちの戦争』というドラマが物凄く良かった。私はNHK+で遅れて見たのだが、これはきちんと放送日にリアルタイムで観るべきだったと後悔している。 あらす…
映画観賞において感情を動かされるというのは大事なことだと思う。ハッピーになる、泣けるというポジティブなものだけでなく、悲しくなる、怒りを覚える、絶望を感じる等々、ネガティブな感情の動きだって、映画観賞の醍醐味だろう。2時間も観て何も感じず、…
※注意!映画版『美しい星』のネタバレがあります。 三島由紀夫の同名小説を原作とした作品。あらすじは以下の通り。 “当たらない”お天気キャスターの父・重一郎、野心溢れるフリーターの息子・一雄、美人すぎて周囲から浮いている女子大生の娘・暁子、心の空…
※注意!『愛すべき娘たち』のネタバレがあります。 『きのう何食べた?』『大奥』のよしながふみによる連作短篇集。全5話で構成されており、すべてのエピソードにて多少いびつな生き方をしている女性が――さらに言うと、何らかの形で背後に親の気配が感じられ…
※注意!映画版『メタモルフォーゼの縁側』のネタバレがあります。 あらすじ 優しさにあふれた作品 安易に泣かせません! あらすじ 毎晩こっそりBL漫画を楽しんでいる17歳の女子高生・うららと、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人・雪。ある日、うららが…
※注意!『西部戦線異状なし(1930年版)』のネタバレがあります。 あらすじ 戦闘シーンの迫力 コメディリリーフ的なキャラクター 侵されていく人間性 希望が叩き潰される 最後に あらすじ 欧州大戦に於て西部戦線の戦いたけなわなる頃。ドイツのある町の学校…
※注意!『三島由紀夫vs東大全共闘』『アビゲイル・ハーム』『アラビアのロレンス』のネタバレがあります。 『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』 『アビゲイル・ハーム』 『アラビアのロレンス』 『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』 がっつり感想…
先日から、はてなブログにて記事の有料販売ができるようになりました。当ブログでは2023年7月4日時点では、ほぼ全ての記事を全文無料公開としています。購入ボタンを設置している記事もありますが、あくまでも「投げ銭」用なので、今まで通り無料で全文お読…
今週のお題「30万円あったら」 30万円分自由に使えるのなら、私は大塚国際美術館に行きたい。徳島県にある日本最大級のあの美術館である。過去に米津玄師さんが紅白に出場した時には大塚国際美術館美から中継をしていたので、知っている方も多いと思う。 公…
※注意!『熱血最強ゴウザウラー』のネタバレがあります。 ふと、エルドランシリーズの作品を観たくなって、アマプラの中の有料チャンネルに加入した。そして『熱血最強ゴウザウラー』を観て、タイトル通り血が熱く滾った。 この作品を初めて観たのはリアルタ…
突然で申し訳ないが、現在肩が痛くて仕方がない。2ヶ月前ぐらいからだろうか。肩甲骨の辺りにゴリゴリした凝りが生じてきた。肩こりになるのは之が初めてではない。ただ、いつもなら上半身のストレッチを続けたら治っていたのだが、何故だか今回は治まってく…
以前は「大島作品の感想記事リンク集」として他の作品の感想記事と共にまとめていたのですが、『戦メリ』の感想や関連記事が増えたので独立させました。 感想記事 番外編:ヴァン・デル・ポスト著『新月の夜』感想 関連書籍について 軽く『戦メリ』に触れて…
※注意!『恋ひうた~和泉式部異聞~』のネタバレがあります。 高校生の頃、どうしようもなく古文が苦手で、苦手意識を払拭できないまま大学入試に挑んだ結果、センター試験の国語でひっどい点数(自己採点しながら血の気が下がっていく思いがした)を取った…
※注意!『戦場のメリークリスマス』『影の獄にて』『絞死刑』のネタバレがあります。 個人的には『戦メリ』は群像劇だと思うし、セリアズ、ロレンス、ヨノイ、ハラのそれぞれが主人公なのだと考えている。ただ、その中でもセリアズを軸にして物語を見てみた…
『ドラゴンクエスト5』の話をしたい。プレイしたことがない人でも、ドラクエ5の嫁論争については知っている方が結構いるのではないだろうか。いわゆるビアンカと結婚するか、フローラと結婚するか、というやつである(DS版以降、新たな結婚相手の候補デボラ…
※注意!『絞死刑』のネタバレがあります。 ※人名は全て敬称略としております。 大島渚監督作品。1968年公開。 主人公Rのモデルは、実在の死刑囚・李珍宇(り・ちんう、イ・チヌ)。女子高生が殺された小松川事件の犯人として、1962年に死刑を執行された。 ja…
※注意!『ライフイズストレンジ』の(エンディングも含め)ネタバレがあります。 前回の記事はこちら。 nhhntrdr.hatenablog.com 各エピソードの感想 エピソード5「偏光」 マックスがジェファソンの手に落ちたところから始まる最終話。とにかく危機的な状況…
※注意!『ライフイズストレンジ』の(重要な部分を含め)ネタバレがあります。 前回の記事はこちら。 nhhntrdr.hatenablog.com 各エピソードの感想 エピソード3「カオス」 マックスが腹を据えたことで、スリルの度合いも格段に高まってくる。エピソード1、2…
現在、国立映画アーカイブで大島渚展が開催中だ。それに伴い、大島監督の作品の上映会も行われている。 ※2023年7月現在、上映会は終了しています。展示会は8月6日まで。 ※展示会も終了しました(2023年8月23日追記) www.nfaj.go.jp というわけで私も『無理…
※注意!『ライフイズストレンジ』の(重要な部分も含め)ネタバレがあります。 アドベンチャーゲーム『ライフイズストレンジ』を久しぶりにプレイした。初代こそ至高と言われるだけあって、やっぱり面白い。謎に満ちたストーリーは勿論、主人公マックスの「…
※注意!『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』『モアナと伝説の海』のネタバレがあります。 『殻を破る』=変革する主人公たち 変革した実例 『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』 『モアナと伝説の海』 象徴的な死 『殻を破る』=変革する主人公たち…
今話題のChatGPTに手を出してみた。すんげー便利だという話を聞くが、同時にしれっと嘘も言ったりもするという話も聞こえてくる。 まあ、百聞は一見にしかず。実際使ってみようということで、私はこのブログの記事を書くためのガイド役をChatGPT君に任せよう…
※注意!『戦場のメリークリスマス』のネタバレがあります。 ヨノイのメイクについて、考えなくてもいいのに考えてみた 自然主義的な描き方をされている『戦場のメリークリスマス』の中で、例外となるのがヨノイのメイクなのではないだろうか?いかにも「メイ…
ヨノイ太尉を演じたのが坂本龍一さんで本当に良かった。坂本さんの演技だからこそ、ヨノイの危うさや繊細さが際立った。表情の作り方に至っては、これが本当に役者初挑戦の人なのかと思うぐらいに、ヨノイそのものだった。 心震える作品と音楽を、本当にあり…