映画っていいねえ。本っていいねえ。

映画や本の感想など。ネタバレ全開なので、ご注意ください。

『ディア・エヴァン・ハンセン』ブルーレイ発売決定などなど、映画に関する諸々のこと

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さて!『ディア・エヴァン・ハンセン』のブルーレイ発売が先日告知された。もう一回ぐらい映画館で観たかったなぁという悔しさはあるが、家で好きなときに観賞できるのは嬉しい限りである。

わがままを言えば、お値段が張ってもいいから、コレクターズエディションも出してほしかった。特典映像だけで四時間とか五時間とかあるような感じで!ブロードウェイのミュージカルも収録してくれたら、一万円超えても喜んで買ったんだけどなぁ。でも、メイキングと劇中曲解説は非常に楽しみだ。

 

『ディア・エヴァン・ハンセン』の感想を書きたいという気持ちありきで当ブログを開設したため、やっぱり作品への思い入れはひとしおだし、今後も推していきたいと思っている。

過去のエヴァン・ハンセン感想記事もよろしくです。

nhhntrdr.hatenablog.com

 

 

家の中で映画鑑賞する人間なので、あまり映画館に行くこともなかったが、エヴァン・ハンセン上映のおかげで映画館で観る楽しみを再認識することもできた。やっぱり大きなスクリーンで観るのは最高だし、新しい作品の情報が得られるのもいい。

上映中の作品だと、『コーダ あいのうた』と『前科者』が気になっている。

『コーダ』は歌がテーマになっているヒューマンドラマという時点で「あ、これは好きなやつだ」と思った。しかも、『シング・ストリート』のコナーくんの中の人が出演しているらしいので、その点でも興味津々だ。『シング・ストリート』、めちゃめちゃ好きなんです。

gaga.ne.jp

 

森田剛くん出演の『前科者』も気になっている。V6ファンだから、ちょくちょく彼の演技を見る機会はあったのだが、先日『ヒメアノ~ル』を観て、「私は森田くんを何もわかってなかった!」とおののいた。常軌を逸したシリアルキラーを演じる森田くんの演技力といったら、もう筆舌に尽くしがたいものがある。

日常のシーンでは特段、変わったセリフをしゃべっているわけでもないのに、何かがヤバい。彼にかかわっていると、災いをひっかぶってしまいそうな気がする。そんな油断ならない雰囲気があった。

ましてや殺人シーンなんて、演技が生々しすぎて直視が辛いものもあった。特にレイプシーン。V6メンバー全員好きなのに、このシーンを観ながら「ヤバい、このままだと森田くんを嫌いになってしまう!」と焦ったものだ。これは、森田くんをディスるわけではなく、むしろ俳優・森田剛への賞賛だと受け取っていただきたい。

そんなわけで、森田くんの出演映画最新作である『前科者』を注目しているわけである。

zenkamono-movie.jp

 

 

 

映画ではないが、今は『映像の世紀』を観るのにハマっている。去年、NHKで一挙放送していたのを録画していたのだが、やっぱりこのシリーズは面白い。

記録映像をもとに20世紀初頭から90年代までを俯瞰しているのだが、映像から貰う情報量は凄まじいものだと再認識させられた。例えば、第一次世界大戦が悲惨な戦いだったということは話に聞いているのだが、実際に戦場の様子や死体の山を見せられると、悲惨さの実感が高まるわけで。

また、意外な人物のしゃべっている映像が紹介されたりもして、それも楽しい。芥川龍之介の肉声なんて、『映像の世紀』で初めて聞いた。映像を通して見えてくる、歴史人物の血の通った人間としての部分が見えてくるのも、このシリーズの醍醐味だと思う。

要所要所で流れるテーマ曲「パリは燃えているか」も、歴史の非情さにこの上なくマッチしている。必聴の名曲だ。

 

 

私が見ているバージョンは1995年放送版だが、2015年に放送された新バージョン『新・映像の世紀』も面白かった。また、現在も不定期にBSプレミアムで放送されている『映像の世紀プレミアム』もオススメ。『映像の世紀』『新・映像の世紀』は通史的な構成のシリーズだが、『プレミアム』はジャンルごとに分かれているので、何話から観ても楽しめるのが良い。あまりにも不定期なので、よく見逃してしまうけれど、面白いから私許しちゃう。

『プレミアム』も、そのうちソフト化しないかな?もし発売されたとしても、第21集まであるから、コンプするのにお金がかかりそうだ……。