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映画や本の感想など。ネタバレ全開なので、ご注意ください。

『ライフイズストレンジ2』ネタバレ感想①

※注意!『ライフイズストレンジ2』のネタバレがあります。

 

前回の記事で書いた通り、現在も『ライフイズストレンジ2』(以下『LIS2』)のプレイが止まらない状態でいる。しばらくは『LIS2』につきっきりになりそうなので、せっかくだから感想を書こうと思い立った次第だ。

とにかくネタバレ全開なので、閲覧にはご注意を。

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『ライフイズストレンジ2』とは

『Life is Strange 2』はプレイヤーの選択によって物語の内容が変化するアドベンチャーゲームです。主人公は、シアトルに住むごく普通の兄弟。ある悲劇的な事件の後、兄のショーンは、超能力に目覚めた弟ダニエルを連れ、自分たちの居場所を求めて父親の故郷であるメキシコ「プエルト・ロボス」までの逃避行を始めます。

プレイヤーは兄のショーンを操作し、世間の目を逃れてシアトル、ポートランド、カリフォルニアと旅をする中で、様々な選択をしていきますが、それらの選択が、出会う人々と弟ダニエルの人生を変えていきます。

特にまだ小さく、危険な力を持ってしまったダニエルは、兄の立ち振る舞いに大きく影響を受けるため、どう行動するかは慎重に選ぶ必要があります。ただし、今は良さそうに思える選択が、後々良い結果をもたらすとは限りません……。

 

 

引用元:Life is Strange 2 | SQUARE ENIX

 

主なキャラクターは以下の二人。

ショーン (Sean Diaz) - CV: 浜田洋平
主人公。16歳。メキシコ系アメリカ人二世。シアトルの郊外で、父親と弟とありふれた日常生活を送っている。家族をわずらわしく感じることもあるが、関係自体は良好。事件の後は、弟を守り、手本となるように努めるものの、自分たちの未来には大きな不安を抱えている。高校では陸上競技チームに所属。絵の才能もあり、よくスケッチをしている。

 

ダニエル (Daniel Diaz) - CV: 松本沙羅
ショーンの弟。9歳。好奇心旺盛でいたずら好き。人を信じやすく、特に兄を慕っている。事件をきっかけに、念じるだけで物体を動かす、いわゆるテレキネシスの能力が発現。力は次第に強くなっていくが、完全に制御できるわけではなく、本人はその危険性に気付いていない。

 

 

引用元:キャラクター | Life is Strange 2 | SQUARE ENIX

二人がメキシコ系アメリカ人というのがこの作品のキモになっていて、白人から差別を受ける描写が頻出する。

そもそも二人が旅に出るきっかけとなった事件にも差別が絡んでいる。

ディアス兄弟の隣人ブレットはメキシコ系の彼らを嫌っており、何かと絡んでくる。ある日、ダニエルはハロウィン用に作った血糊をうっかりブレットにかけてしまい、彼の怒りを買う。慌ててショーンは仲裁に入るのだが、ブレットは差別的な言葉でショーンを挑発し、結果、二人の喧嘩は取っ組み合いへと発展する。

ショーンによってブレットが気絶させられた直後、そこに通りかかったのが巡回中の警官だ。血糊をつけた状態で気絶しているブレット、メキシコ系のショーンたち。これらを見て、警官は半ばパニック状態でショーンたちに銃を向ける。

 

騒ぎを聞きつけたショーンたちの父がやって来て警官をなだめようとするが、努力も虚しく銃殺される。これにショックを受けたダニエルが覚醒し、無意識のうちにテレキネシスの能力を発動。死傷者を出したことによって、ショーンたちは警官殺害の容疑で追われることになる。

 

 

差別がきっかけで逃亡を始めたショーンたちは、長い旅の間で何度も差別に遭い、虐げられる。また、プレイヤーはショーンをどう行動させるかという選択肢を何度も突きつけられる。

自分たちが危険な状況において、それでもモラルを守るかどうか。ダニエルに超能力を使わせるかどうか。選んだ選択肢によってダニエルの倫理観が変わり、ストーリーも変化していく。

このアプローチはゲームの冒頭から確認できる。SeanとDanielがシアトルから逃げ出すシーンだ。
2人は乗り捨てられているように見える車の座席にチョコレートバーが置かれているのを発見する。そして、道中で飢えに苦しむ可能性があり、チョコレートバーはDanielが大好きなブランドという状況の中、プレイヤーにはそのチョコレートバーを取るか取らないかの選択肢が与えられる。
チョコレートバーを取れば、Danielに「盗みをしても構わない」というメッセージを与える可能性がある。一方で、取らなければ倫理観を守れる。このような選択がDanielに影響を与え、さらには兄弟関係にも影響を与えていくことになる。

 

引用元:『ライフ イズ ストレンジ 2』:新たなる旅路 | Life is Strange 2 | インタビュー

 

モラルを守らないとダニエルは好き勝手に力を使うようになるし、だからといって過剰にモラルに従わせると人命の危機に瀕してもダニエルが力を使うのに及び腰になる。そういうわけで、選択肢ひとつひとつが重い。さらに制限時間付きの選択肢もあったりして、なかなか油断ならない。

この「ダニエルをモラルに沿った人物として育てるか否か」問題については、二回目、三回目とプレイしているうちに色々と考えさせられてしまった。それについても、後日の感想で書けたらと思う。

 

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プレイするきっかけ等

『LIS2』をプレイしたいと思ったきっかけが以下の動画だった。精神科医名越康文さんが本編を観ながら、心理学的な観点から解説を入れるというものである。この動画が本当に面白かった。


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実際にプレイする際、名越先生の話していることを思い出すことが多かった。これを見ていなかったら、私もダニエルの利かん気の強さにイライラしてしたかもしれない。先生のダニエルに寄り添った解説を聞いていたおかげで、ダニエルが何のためにショーンに反抗しているのか等、考えることができたように思う。

というわけで、名越先生の解説にめちゃくちゃ影響を受けたということを前提に今後の感想を読んでいただきたいと思う。

 

もうひとつ前提。現時点での私のプレイ状況は以下の通りである。

  • 三周クリアした直後。今回は四周目。
  • 主なエンディングはすべてチェック済み(エンディング全7種のうち6種)。
  • 番外編『The Awesome Adventures of Captain Spirit』もプレイ済み。クリス幸せになってくれ。
  • ショーン推し。

 

 

というわけで

前提を述べたところで、次回から具体的にプレイ感想を書いていきますので、次回以降もお付き合いいただけたら非常に喜びます。よろしくです。

映画と読書のブログはどこへ行った。きっとそのうち戻ってきます。

 

 

 

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